価格で比べられないために。一口サイズでも、ブランディングしたほうがいい理由

ブランディングって聞くと、なんだか大げさなものに聞こえますよね。

大きな企業が莫大な費用をかけてやるもの、自分にはまだ早いんじゃないか、と思われがちです。

でも私は、個人事業主やスタートアップの人こそ、最初から意識した方がいいと思っています。

最初から完璧なブランドを作る必要はありません。もっと一口サイズで、身軽なものでいいんです。

私がブランディングを意識し始めたのは、独立してしばらく経ってからでした。

最初から「ブランドを作ろう」と思っていたわけではなく、仕事をしながら、自分の伝え方を少しずつ考えていったんです。

当時は、ブログや名刺、HPでこんな言葉を発信していました。

「女性の心をくすぐるデザイン」
「大人かわいいデザイン」

それと同時に、交流会やセミナーに足を運んだり、女性起業家のコミュニティで小さな勉強会の講師をしたり。自分の言葉や得意なことを、身近な場所で少しずつ渡していく活動を重ねていきました。

すると、「女性向けが得意なんですね」「このデザインが好きです」と言ってくれる人が増えていきました。自分がどんな仕事をしていて、どんな想いを持っているのかを伝えておく。

そうすると、それに惹かれた人が見つけてくれる。これって、恋愛みたいなものかもしれません。

「誰でもいいから来てください」ではなく、「私は、こういう人です」と伝えておく。そうすると、「あ、この人好きかも」と思ってくれる人が来てくれる。
私にとってのブランディングは、そういうものです。

逆に、何も考えずに仕事をしていると、価格で比べられやすくなります。相見積もりを取られて、安いほうが選ばれる。数をこなさなきゃいけなくなる。

格安案件が並ぶプラットフォームとかマッチングサイトとか、私には地獄やなと思います(笑)。

だからこそ、一口サイズでいいから、最初から「私はこんな人です」と伝えておく。私自身も、最初から完璧だったわけではありません。

今の自分にできる身近な発信や行動をコツコツ積み重ねてきただけ。
そうやって「自分の旗」を立てていくうちに、少しずつ単価も上がり、噛み合わないやり取りで削られることも減っていきました。

最初から大きなブランドを作って、ガチガチに固める必要はありません。

特にWebの世界は変化が早いです。
スマホが当たり前になって、SNSや検索の仕組みが変わって、AIも出てきた。仕事の環境はどんどん変わっていきます。

だったら、変わることを前提にしておいたほうがいい。

今の自分に必要な分だけ、ちゃんと形にする。そして、自分が変わったらまた変える。一口サイズでも、ブランディングする。

私は、それくらいがちょうどいいと思っています。

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