SNSがあるのに、ホームページって本当に必要なのかな。
今はInstagramやX(旧Twitter)で気軽に発信できるし、お仕事の紹介だって十分にできます。
それでも私は、やっぱりホームページが必要だと思っているんです。
私にとって、ホームページは「Web上の会社案内」のような存在。
SNSは、どんどん新しい投稿が上に出てきますよね。
今日の投稿が一番目立って、少し前の投稿はどんどん下へ流れていってしまう。
その「今の空気感」がリアルタイムで伝わるのがSNSの良さでもあるけれど、自分がどんな仕事をしているのかを、まるごと知ってもらうには少し足りない気がするんです。
- どんな想いで仕事をしているのか。
- これまでどんな道を歩んできたのか。
- どんなものを丁寧につくってきたのか。
そういう大切な根っこを、一覧でじっくり見てもらえる場所が必要でした。
私の場合、実績やお客さんの声を載せたり、自分の考えをブログに書いたり。
実は、独立したときに作った最初のアドレス(ドメイン)は15年ほど大切に使っていました。
その後、屋号を変えるタイミングで新しいアドレスにお引越しをしたのですが、前の住所を訪ねてくれた人も自動で新しいお店にたどり着ける仕組みにしています。
ホームページの形やアドレスが変わっても、積み重ねてきた年月や信頼は、ちゃんと新しい場所に引き継がれていく。
そう考えると、ホームページは、ただ情報を載せる場所ではなく「仕事を重ねてきた時間そのものが蓄積されていく場所」なんだなと感じます。
実際、サイトを見てお問い合わせをいただいたり、高校生の子がインタビューに来てくれたり、企業からお仕事のご相談をいただくこともありました。
だから私自身も、誰かに大事なお仕事をお願いするときは、その人のホームページを見に行きます。
ホームページがないからダメ、というわけではありません。
でも、何十万円もするような大切なお仕事をお願いするとき、その人がどんな仕事をしてきたのか全体が見えないと、やっぱり少し不安になってしまうんです。
SNSは、日々の発信。
ホームページは、今の仕事をまとめて置いておく場所。
私にとっては、そんな感じなのかもしれません。
独立してからずっと使ってきた時間も、今回新しく整え直した時間も、すべてが地層のように積み重なっていく。
ホームページは、Web上のお店。
そして、今の自分の仕事や気持ちをたしかめる場所。
そう考えると、やっぱりホームページって、あっていいものだなって思います。

