ホームページは、Web上のお店。

「パソコン、本当に苦手で……」

かつてホームページの勉強会やセミナーをしていた頃、よくそんな声を聞いていました。

でも私は、難しい操作のお話をする前に、いつもこんな風に説明していたんです。

ホームページって、Web上にある「お店」だと思えばいいんですよ、と。

  • どこに看板を出そう?
  • 商品はどこに並べよう?
  • お客さんはどこから入って、どう進むのかな?
  • お会計はどこでしよう?

そう考えてみると、実際のお店とそんなに変わらないんですよね。

私自身、もともとは内装会社で空間の設計や施工管理の仕事をしていました。

そのあとも飲食の会社で、お店づくりや広報、デザインの仕事に携わっていました。

だからなのかな、ホームページを作るようになってからも「画面の中だけを見ている」という感覚が、あまりなかったんです。

「この情報は、店でいうとどの棚に置く?」

「ここが入り口なら、その先には何が見えたら楽しいかな?」

「来てくれた人を、次はどこへご案内しよう?」

そんな風に、リアルなお店をつくるときと同じようにワクワクしながら考えていました。

そして、店舗をつくる側の経験をしてきたからこそ、思うことがひとつあります。

お店って、ずっと同じ姿のままではないですよね。

  • 季節が変われば、限定メニューが登場する。
  • キャンペーンがあれば、ポスターも貼り替える。

それって、お店が未完成だからではなくて、今も営業しているから、変わっていくんだと思うんです。

ホームページだって、それでいいんじゃないかな。

仕事を続けていれば、メニュー(サービス)が変わることもあるし、伝えたい想いだって変わっていく。自分自身の考え方だって、少しずつ育っていきます。

私自身、独立してから何度もホームページを作り直してきました。

その時々で、できることも、やりたいことも変化してきたからです。

だから今は、ホームページを「一度作ったら、何年もそのまま留めておくもの」とは考えていません。

その時の自分にちょうどいい大きさの「器」をつくって、必要になったら少しずつ変えていく。

最初から大きな立派なお店を作らなくても大丈夫。

今の仕事に必要なものから、一口サイズで始めてみればいいんです。

ホームページは、一発勝負の完成品というより、「今の私の店構え」。

そう思ってみると、ホームページとも、もう少し気軽に付き合えそうです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次